オレンジさん、こんにちは! ご質問に「生中」とありますが、上下の前歯の中心が左右どちらかに5〜6mmずれているのが気になるのですよね? この上下の前歯でできる中心線のことを「正中」と言います。 また、過蓋咬合と言うのは、上の前歯が下の前歯をかぶせるように咬み合っているのが正常ですが、このかぶさり方が大きく、下の前歯が見えないくらい深く咬んでいるのを、過剰に前歯がかぶさっていると言う意味で「過蓋咬合」と言います。
オレンジさんのおっしゃるように、過蓋咬合でさらに正中の偏位が下の前歯1本以上あれば、立派な不正咬合で治療の対象になります。
オレンジさんのような症状の方の中には、顎関節の負担が大きくなる事が多く、顎関節症を発症していたり、左右の非対称によって、様々な不快な症状が出ることがあります。さらに、歯茎の病気や歯周病を生じた場合には、現在の咬み合わせが歯周病の増悪因子になる事も知られています。 従って、一生ご自分の歯で咬んで食べる喜びを味わうためには、この時期からでも遅くありませんので、矯正歯科治療が必要と思います。
治療は簡単ではありませんが、ぜひ矯正歯科専門医または日本臨床矯正歯科医会のメンバーに相談してみて下さい。 私のようなお口の中を拝見していない者よりも、具体的で現実的なお話しが聞けると思います。
担当ドクターと相談して、また解らない事がありましたら、書き込みお待ちしております。ご質問ありがとうございました。
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