しんさん、こんにちは! 患者さんの歯並びは、全員違うので一般的な治療というのはありません。その患者さんの不正咬合の原因を探し出して、いつから、どの部分を、どちらの方向へ向ける事が必要なのかを考えなければなりません。
上記のお書きになっている症状からだけ推測すると、 1.上の2本目の前歯が生えて来ないことから、上の前歯の間に隙間が残り、2本目に前歯は内側へ向いて生えてくる可能性が高いでしょう。これにより、上の前歯の歯並びが悪くなりますので、装置を装着して治療の必要があります。 2.下の前歯の先天欠如もあるようです。これによって、下の前歯は内側へ傾斜している可能性があり、その結果、上の前歯が出過ぎになっている可能性があります。 3.スキッ歯の原因は、歯が小さいことや前歯が外側へ傾斜して出過ぎになっている事、咬み合わせが深過ぎて前歯が突き上げられている場合、舌で前歯を押す癖(舌癖)や爪咬みなどの悪習癖による場合もあります。これらの要因をお持ちの場合はその原因を除去するような治療が必要です。 4.上下のあごの位置関係の不調も、しんさんは気づかれていませんが、お持ちにになっているかも知れません。 5.歯が小さく、隙間がありそうな状況から考えると、将来はできだけ歯を抜かないで治療した方が良さそうです。従って、なるべく早期に治療を開始した方が、抜かないで済む確率が上昇します。
以上、思いつくまま、列挙しましたが、ぜひお近くの矯正歯科医で矯正相談を受けて下さい。私は息子さんを拝見していませんので、本当の所は解りません。矯正相談を受けられた後、解らない事があれば書き込みお待ちしています。
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