前歯のすきま |
2007年9月4日(火)18:41:21相談者:みるここあ 【栃木県】 女性 24歳 |
今月で矯正を始めて2年半です.前歯の間が矯正をしてくうちに隙間が出来、少し前から気になっていました.ある日その隙間について先生にこれはくっつくんですか?と聞いたところ少し怒った様子であなたの歯の形が悪いからそうなってしまうと言われました.よく一般的にはとらいあんぐるトライアングルだとかブラックホールと言われるらしく先生みたいな歯の形をしていればならないものだといわれました.どうしたら隙間を少しでも直せる方法はありますか?
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Re:前歯のすきま(ブラック トライアングル)) |
2007年9月10日(月)19:38:27回答者:小笠原 潤治
(ウイズ矯正歯科) 編集 |
みるここあさん、初めまして!わかり易い質問ですが、治療は難しい質問ですね! 少し解説すると、ここで「前歯の間が矯正をしてくうちに隙間ができ」とおっしゃっている「隙間」とは、隣の歯と接触しているものの、歯の根に近い部分の歯茎が少なくなって、隣の歯との間の歯茎に近い方に三角形の歯茎のない隙間が開いてしまう事です。 前歯の形は長方形ではなく、歯茎に近い部分が少し細くなっていて、普通はこの歯茎側の三角形の部分はハグキで満たされています。しかし、デコボコの前歯の矯正治療を行なって歯を移動して、隣の歯とは真っすぐに並んでしっかり接触しているのに、この歯茎側の三角形の隙間にうまく歯茎が上がって来ずに、隙間が開いてしまう事を「ブラック トライアングル」と呼びます。 このような隙間ができないように治療する事ができれば良いのですが、現在の技術では、なかなか上手くコントロールできません。歯並びのデコボコの度合いや、歯の形によっては、どうしてもこのブラック トライアングルができてしまう事があります。しかし、この三角形の隙間は特に病的なものではなく、このために何か機能的に障害を生じるワケではなく、見た目だけがちょっとと言うものです。 正直に言うと、できてしまったブラック トライアングルは、歯茎の量と位置の問題ですから、我々矯正歯科医には治す事ができません。歯周外科という歯茎の形を整える手術を行なっている先生にお願いしなくてはなりません。 なんとかしようと思って、歯間ブラシを入れてゴシゴシやったりすると逆効果ですので、通常のブラッシングのみであまり刺激しないようにしましょう。 みるここあさんが、どうしても気になるのであれば、矯正治療が終わって装置を外しても、やはり回復して来ないようであれば、担当医と相談して、この歯周外科の先生を紹介してもらって診てもらいましょう。
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Re:前歯のすきま |
2007年9月12日(水)18:56:18返信者:匿名
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返信ありがとうございました.今通っている矯正の先生は新庄選手の様なセラミックの歯にするしか方法はないと言われていたので歯周外科と言う回答をいただけて少し安心しました.矯正が終わって落着いてからまたそのブラックトライアングルについてはまた考えてみようと思います
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