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▼ 装置の目的=ユーティリティーアーチ=
▼ 装置の仕組みと使用方法=ユーティリティーアーチ=
▼ 注意点=ユーティリティーアーチ=・ハブラシ・歯磨きに注意してください。この装置を歯に装着すると歯が磨きずらくなります。最初に矯正装置を装着している人専用の中央部が山形になったハブラシを使用し、ワイヤーの上下に分けて、毛先をワイヤーの下に入れるように一本一本丁寧に磨いてください。 ・歯磨き剤 ・歯を磨く時に歯磨き剤を使用すると口の中がすぐに泡だらけになって、磨けているかどうか確認しずらくなりますので、最初は使用しないでください。鏡できちんと磨けているかどうか確認しながら磨きましょう。一通り磨けたら、あとは歯磨き剤をつけて普通通りに磨いてかまいません。 ・歯が動くときの痛み ・ユーティリティーアーチに最初に装着するワイヤーは、あまり痛くならないように、非常に細くて弾力性のある柔らかいものを使用しています。しかし、ワイヤーを装着した日から子供で2〜3日咬むと歯が痛くなります。これは、歯の移動が開始する時の痛みなので異常なものではありません。 ・食べ物 ・食事の時に痛みがなくなると、色々な物が食べたくなります。しかし、固く大きなセンベイをガリッと咬んだり、大きくて厚い肉をかみ切ったり、豆などのお菓子類を不用意に食べると、ブラケットが歯から外れてしまいます。指でさわるとブラケットがワイヤーの上を左右に動くのでわかります。痛みがなくなったら、食べ物に充分注意してください。もし、ブラケットが外れてしまったら、なるべく早く修理してください。放置するとはずれた歯が元も位置に戻ってしまいます。 ・ワイヤーが伸びたら ・装置を装着したばかりの時はデコボコの歯並びに沿って、ワイヤーも曲がりくねって装着されています。この時、エンドのワイヤーは歯茎側にしっかりと曲げられていますが、歯の移動によって歯並びが真っ直ぐになってくると、この曲がりくねったワイヤーも真っ直ぐに伸びてきます。この余ったワイヤーがエンドから後方へ出てくるわけです。従って、最初はしっかり曲げられていたエンドも、徐々に後方へ伸びて、時々エンドが頬粘膜に当たってチイチクしてくる事があります。この場合にはエンドを切って曲げなおす必要があります。 ・ワイヤーが揺れないように ・ブラケットを装着したばかりの時には非常に柔らかいワイヤーが入っています。この時、側切歯から奥歯までワイヤーを固定していない部分が咬むことや指でイタズラすることによって揺れてしまいます。これを繰り返していると、金属の疲労によって、ワイヤーが折れてしまう事があります。ワイヤーの装着後はできるだけ指でワイヤーを揺らしたり、大きく固い食物でワイヤーが揺れないように注意してください。 ▼ 緊急事態=ユーティリティーアーチ=・ワイヤーがエンドから脱出したり、折れてしまった場合最初の柔らかく弾力性のあるワイヤーは、強い力を受けると変形してエンドがチューブから抜けてしまう場合があります。また、ワイヤーが折れてしまう場合もあります。この場合はすぐに修理にいってください。 ・奥歯のバンドが浮き上がった感じがしたりカタカタ動く、奥歯の歯茎が痛いような気がする時 この場合はバンドが歯から外れていたり、バンド自体が割れてしまう事があります。この場合はなるべく早く修理するようにします。 ・ブラケットが外れてしまった場合 自分で修理するのは不可能なので修理してもらってください。放置するとその月には歯の移動が行われず、最終的に治療が長引いてしまいます。 ・ブラケットやリガチャーワイヤー、エンドが唇や頬粘膜に当たって痛い場合 ほとんどの場合にはごく短時間で修正する事がきます。しかし、装置を付けたばかりの時には、慣れていないためにこの様な症状が起こる場合が少なくありません。慣れてしまえば痛みはなくなりますが、それまでの間ブラケットを覆うワックスや頬粘膜にできるいわゆる口内炎(白く噴火口状に盛り上がったのもはアフターという)に対しては塗り薬や貼り薬があります。 |