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▼ 開咬
奥歯が噛み合っているのに前歯が噛み合わない、上下の顎の垂直的な歯列不正を開咬といいます。
(奥歯が開咬しているケースもあります)
厚生省の調査では12歳から20歳の約10%の人が開咬もしくは開咬の傾向が見られると報告されています。
▼ 開咬の原因
指しゃぶりや舌を出す癖、舌を噛む癖などが原因として考えられます。
また、前歯の生え変わりの時期には前歯にすきまが生まれます。
このとき、すきまに舌を入れる癖が一番の原因で、舌の筋肉によって上下の前歯のすきまを広げてしまいます。
▼ 開咬によって起こる障害
噛む機能の低下や、発音の異常、食べ物をうまく飲み込めないなどの障害があります。
また、歯肉が乾くことから歯周組織の炎症を起こすこともあります。
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