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▼ 永久歯の先天的欠如・埋伏歯とは
一般に5歳半ごろから下の前歯が生え変わり、少し遅れて上の前歯が生え変わります。
10歳の後半から11歳で犬歯と小臼歯が永久歯に生え変わり、12歳のころにすべての乳歯が永久歯に生え変わります。
永久歯に生え変わる時期には個人差が大きいですが、なかなか乳歯が抜けかわらない場合には、先天的欠如といわれる永久歯がない場合や、埋伏歯といわれる永久歯が骨の中に隠れ生えてこない場合があります。
先天的欠如は第三大臼歯、犬歯、第二小臼歯、側切歯などに多く見られます。
埋伏歯は第三大臼歯、犬歯、第二小臼歯、上顎の中切歯に多く見られます。
また、過剰歯の埋伏も多くみられ、歯列不正をおこす原因になったり隣の歯の根を圧迫し吸収を起こさせるケースもあります。
▼ 永久歯の先天的欠如・埋伏歯でないかと思ったら
いつまでも乳歯が残っている場合は、埋伏歯の可能性があります。
また、永久歯がないことが原因で、乳歯が残ってる場合もあります。
歯科医院のレントゲン写真で調べることができます。
▼ 永久歯の先天的欠如・埋伏歯の治療
失ってしまった歯を補う方法には、入れ歯(部分床義歯)、ブリッジ、インプラントがあります。
また保存的な矯正治療で歯のないところを補う方法もあります。
生涯を通じて、今の時点で最良な治療方法を選択する必要があります。
1.義歯を入れる
・取り外しの義歯(入れ歯)にする
・ブリッジにする
・インプラント(人工歯根)にする
2.矯正で歯を移動する(保存的矯正治療)
歯を移動させて歯のないところを補う方法があります。
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