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反対交互について
2008年11月20日(木)16:07:09相談者:中学生 【北海道】 女性 14歳
こんにちわ。                       私は、歯の生え換わりによって、かみ合わせがぎゃくになってしまいました。なんとか直したいのですがどうすればいいかわかりません。・・・マウスピース矯正というのをきいたのですが、どのようなものなのですか?費用はやはりたかいのでしょうか?
なるべくは自宅で治したいのですが・・・・・・・
アドバイスお願いします  

Re:反対咬合の治療方法
2008年12月5日(金)16:31:28回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科編集
 中学生さん、こんにちは!中学生さんは、ネットをとても上手に使っているようですね!しかし、ネットの情報は嘘や思い込みなどの質が良いとは言えない情報も多いので、ただしく判断する目を養ってくださいネ。

 さて、なぜ咬み合わせが逆になってしまったのでしょう?
 治療するという事は、悪い所を治すという事ですょ!

 まず、上の前歯が内側へ傾斜してしまったり、下の前歯が外側へ傾斜してしまって咬み合わせが反対になる事があります。この両方を持っている患者さんもおります。このタイプの方を歯性の反対咬合と呼びます
 また、上下の歯の傾斜は正常でも、下あご自体が出てしまっていたり、上あごが引っ込んでいる場合には、咬み合わせが逆になってしまいます。このタイプは骨格性の反対咬合と呼びます。
 つまり、上下の歯の傾斜のせいで反対咬合になっている場合と、上下のあご自体の位置や大きさに問題があるために、反対になっている事があります。

 口の中だけ見ていると、この歯性と骨格性の反対咬合は区別がつきません。
 しかし、歯性の場合には歯を移動する装置を使えば治るワケですし、骨格性の場合にはあごの位置自体を治す必要があります。
 つまり、口の中だけ見ると同じように見える反対咬合でも、その原因によって、治療に必要な装置が異なると言うことです。

 以上が反対咬合を治す時の基本的な考え方です。

 では、「マウスピース矯正」というのは、どこを治せるのでしょう?
 僕は「マウスピース矯正」というのは、聞いた事がありません。
 インビザラインとかクリアライナーとかいう商品名のものであれば知ってますが。名前から類推すると歯の移動はできても、あごの移動は無理のような感じがしますね?!

 まずは、きちんと矯正歯科の先生に診てもらって、どこが悪いのかを調べてもらいましょう。その上でなければ、中学生さんに「マウスピース矯正」が適しているかどうか解りません。

 最近、歯に矯正器具をつけずに、マウスピースのようなものを2週間に一度取り替えるだけで歯が動くという宣伝がネット上に掲載されていますが、全ての患者さんをこれで治すという事ではありません。もちろん、適した患者さんもいるし、適していない患者さんもいます。

 この適している、適していないは、最初にお話しした「どこが悪いか?」という事が大きなキーポイントになります。きちんと矯正専門医に相談して、どのような治療が必要を診断してもらう必要があります。
 矯正の先生に診てもらったら、また書き込みお待ちしてます!


Re:反対交互について
2008年12月5日(金)18:46:03返信者:中学生
お忙しい中、返答ありがとうございます!!矯正の先生に診てもらうこと、検討してみます!!・・・っというところなのですが、そのまえに一つだけ、質問させてくださいm(__)m・・・私は、上の前歯が抜けるときになかなかぬけずらくて、子供の上の前歯が抜ける前に、下から生えてきてしまい、下の歯に、上の前歯が、覆いかぶさるような風にしてかみ合わせが反対になりました。このような理由で矯正をしたいと思っているのですが、ほかの子供の歯が、完全に生え換わってから、矯正したほうがいいのですか?・・お忙しいのに、本当にすみません。

Re:反対交互について
2008年12月5日(金)18:51:02返信者:匿名
何度もすみません。間違いがありました。・・「上の歯に下の歯が覆いかぶさる」ということでした。

Re:反対咬合の原因と治療開始時期
2008年12月5日(金)20:12:54回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科編集
 中学生さん、さっそくお返事いいただき、ありがとうございます。

 歯の生え変わりの時に、乳歯が抜ける前に永久歯が出てきてしまったのは、乳歯が永久歯が生えるべき位置に残っていたためではなく、永久歯の位置自体が最初からズレていたためです。
 つまり、この生え代わりの時のトラブルのせいで、反対咬合になってしまったワケではありません。

 前に歯性と骨格性の話しをしましたが、骨格的に上あごが小さくて反対咬合になり、上の前歯の歯並びが悪くなっている方もたくさんいます。
 中学生さんは、この生え変わりの時に反対咬合の原因があると考えているようですが、それは少し違いますよ!

 また、「子供の歯が、完全に生え換わってから、矯正したほうがいいのですか?」という事ですが、できるだけ早く矯正専門医に相談して下さい。
 あごの自体に問題がある場合、身長が伸びている間でないと、あごの治療はできません。永久歯が全部生え揃っている必要はありませんので、なるべく早く矯正専門医に診せてくださいね!!




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