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開口の矯正
2005年12月10日(土)10:36:43相談者:みちこ
はじめまして。宜しくお願いします。
オープンバイトの矯正をするべく検査を終えて今は結果待ちです。オープンバイトになった原因は、乱グイで噛み合っていた親知らずを抜いたままにしてしまい、噛み合わせが狂い、右が伸び、左が伸び、としてしまったためです。そこで、お聞きしたいのですが、伸びてしまった歯はどうやって引っ込めるのですか?
担当医に聞けばいいことだとは思いますが、結果の日まで随分と日数があって、すごく気になりますので、教えて頂ければと思いまして。よろしくお願いします。

Re:開口の矯正
2005年12月11日(日)10:22:15回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科編集
 はじめまして。ウイズ矯正の小笠原です。これから、開咬の治療を初められるということで、最初は辛い事もありますが、頑張ってください。
 我々矯正歯科医はその患者様の不正咬合の原因を見つけて、それを除去するための方法や装置は作製しますが、その装置を使用して歯を動かすのは患者さん自身です。

 さて、「伸びてしまった歯をどうやって引っ込めるか?」というご質問ですが、歯の動く仕組みをお答えしておきます。
 ピーナッツを咬む時にはどのくらいの力が必要かご存知でしょうか?
 畳の上で素足でピーナッツを踏んでも、歯で咬んだようには壊れませんね!
 靴を履いて、コンクリートの上で踏みつけて、初めて粉々になります。従って、ピーナッツを粉々に粉砕するためには60kgから70kgのご自分の体重と同じくらいか、それ以上の力が必要です。リンゴを咬む場合は40kgくらいの力が必要です。
 このように、私たちの歯は毎日何十キロをとい力を受けています。しかし、この何十キロという力で歯は移動しません。最近の研究では持続的に50gから100gの力が作用すると歯の移動が起こるとされています。つまり、舌で歯を押す力や唇の力、あるいは指を吸うといった悪い癖でも歯の移動が起こるわけです。

 ご質問の歯の移動の仕方ですが、伸びてしまった歯に前述した弱い力を持続的にかけると、その方向に歯は移動します。
 顕微鏡的には、歯の根の周りの歯根膜と呼ばれる組織の中に、破骨細胞や造骨細胞と言われるアメーバーのような形の細胞が集まってきます。これらに細胞は読んで字のごとしで、歯の根の周囲の骨を溶かしたり作ったりします。これによって、歯の移動が起こります。
 歯を移動するための具体的な方法や装置の形にはさまざまなのもがありますので、担当医にご質問ください。興味のある事や疑問のある事は積極的に担当医とお話しください。担当医とのコミニュケーションが十分で信頼感が持てるという事は、治療がうまく行くといことですから!! =^エ^=!

Re:開口の矯正
2005年12月12日(月)14:11:10返信者:みちこ
ありがとうございます。では、伸びてしまった奥歯でも正常な位置、高さに引っ込めることが出来るんですね?安心しました。削ったり、かぶせたりしなければいけなかったらどうしようかと思ってましたので。
すみません、もうひとつよろしいでしょうか?
今、右の奥歯が左より高いのですが、普通の、正常な生理範囲内での噛み合わせの高さに治りますか?少し意味がわかりにくいかもしれませんが…

Re:開咬の矯正
2005年12月15日(木)21:30:47回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科編集
 回答が遅れて申しわけありません。
 「右の奥歯が左より高い」とのことですが、「左の奥歯が低い」のかも知れません。
また、今高いとい感じられているのは上でしょうか下でしょうか??
 もし「右下の奥歯が左より高い」と感じられているのは、「右上の奥歯が高い」のかも知れません。
 このように、歯だけを見ていても、左右あるいは上下の相対的な位置しか解らず、どの歯に問題があるのか?そしてあご自体の位置は正常か?というように、どの部分に問題があるのか非常にわかりずらいものです。
 このため、我々矯正歯科医は精密検査を行って、歯やあごの移動方向と量を決定します。従って、現在心配されている問題は次回の「診断」の際に、担当医から詳しくご説明があると思いますので、楽しみにしていてください。

Re:開口の矯正
2005年12月20日(火)14:28:33返信者:みちこ
ありがとうございます。
先週、治療についての方向性の説明を受けました。十分に理解して帰宅したつもりでしたが、帰ってから書類を見て分からない不安なところが出てきました。
次回まで日数がありますので教えて頂ければありがたいのですが。「顎間ゴム」です。これはどのようなもので、どういう治療目的になるのでしょうか?
普通にブラケットに装着するゴムのことでしょうか?
「上下の歯列の間にかける」と書類には書いてあるのですが。



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