サリーさん、こんにちは! 矯正歯科治療で使うゴムの使用時間についてのご質問ありがとうございます。
さて、現在お使いのゴムの効果は、ゴムの強さ × ゴムの使用時間 × 使用頻度と、おおむねお考えくださって結構です。
担当の矯正歯科医はサリーさんの歯の状態を考えて、様々な指示を出されていると思います。ただし、担当の先生が専門医であればの話しですが。
私の場合は 1.就寝時のみ装着 2.帰宅してすぐ装着し、歯を磨く時と食事のみ外す。 3.できれば昼間もゴムを装着し、歯を磨く時と食事のみ外す。 4.昼も夜もゴムを装着し、歯を磨く時と食事のみ外す。 5.昼も夜もゴムを装着し、歯を磨く時のみ外し、食事の時もできるだけ装着する。
上記の5種類くらいのゴムの装着パターンがあります。 また、ゴムの種類にも数種類あり、ゴムの直径は
5/16インチ、1/4インチ、3/16インチ (/は分数)
の3種類です。ゴムの太さは
3.5オンス、4.5オンス、6.5オンス
の3種類を使い別けています。
これらの、ゴムの装着時間と直径と太さを患者さんの症状に応じて選択して、患者さんへゴムの使用をお願いしています。従って、患者さんがゴムの使用時間を勝手に変更するのは危険です。
想像ですが、サリーさんは、治療も5年にもなるし、頑張ってゴムを長い時間した方が早く治療が終わるのではないかと思って私へご質問されているものと思います。そのお気持ちは、担当医としては涙が出るほど嬉しいと思いますので、ぜひ担当医へも「 ゴム掛けは、日中もして居た方が良いのでしょうか?治療が早く終わるのであれば、協力しますよ!」と言ってみてください。
サリーさんの矯正歯科治療が最良の結果で終われる事を願っております。 また、解らないことがありましたら、書き込みお待ちしております。
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