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受け口の治療方法
2008年8月20日(水)09:51:32相談者:こやまん 【大阪府】 女性 40歳
はじめまして。息子10歳の歯について相談させていただきます。小さい頃より反対咬合で様子を見ましょということで今にいたります。現在は反対咬合プラス上の歯が一本飛び出てます。二番目の歯が横を向いていて四番目の大人の歯は上から出てこようとしている状態です。
矯正の先生には、相談に行き一件目は、乳歯の犬歯を抜いて上の歯と下の歯のスペースを作り治療していくということ。将来的には小臼歯を抜く可能性があるかもとのことです。(受け口が骨格的原因ではないとして)
あまり、犬歯を早く抜くと上あごの成長に影響があると聞いたので躊躇しています。また二件目は、骨格的要素が強い可能性があるため下あごの抑制、ヘッドギア、チンキャップ?でしょうかこれを、つけての治療です。
チンキャップについては、あごを痛めるということを聞いたので、どうしたものかと悩んでおります。
どちらも、検査は、していません。初診の相談での話です。アドバイスお願いいたします。

Re:受け口の治療方法
2008年8月24日(日)18:29:59回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 こやまんさん、こんにちは!なんだか情報が氾濫し過ぎていて、混乱されているようですね!ここは、少し整理して考えられたら良いのではないでしょうか?

 最も大切な事は、物事には「原因」と「結果」があり、反対咬合の治療も原因を取り除く事が治療の基本になります。
 つまり、何が原因で反対咬合になっているのか?
 また、現在の反対咬合を放置する事が原因となって、増悪する事があるのかどうか?
 と言う事を、まず「はっきり」させる事が、治療を開始するかどうかの判断の分かれ目になります。

 1件目の矯正の先生は、骨格自体の不正がないのであれば、上の前歯の歯並びを整えて、咬み合わせをしっかりさせておいた方が、今後のあごの成長も軌道にのるでしょうという事です。
 2件目の矯正の先生は、骨格自体の不正の要素があるので、チンキャップなどのあご自体の位置をコントロールした方が良いでしょうという事です。

 つまり、お二人の先生は少し気になっている所が少し異なるようです。1件目は前歯の歯並び。二件目は顎の位置です。しかし、1件目の先生も「受口が骨格的な原因でないとして」という注釈をつけられているので、もし骨格性の要因が強ければ、顎自体の治療も行なうという様に考えて良いと思いす。

 ところが、こやまんさんは、1件目の「乳歯の犬歯を抜いて前歯の咬み合わせを整える治療」に関しては「犬歯を早く抜くと上あごの成長に影響がある」事を気にされ、2件目の「顎自体の位置を治療する」事に関しては「チンキャップは、あごを痛める」という事で躊躇されているようです。

 確かに乳歯の犬歯の早期抜歯についての意見やチンキャップに対する異論はありますが、どんな治療も使い方を間違えれば副作用が生じます。この副作用を最小限に食い止めることは重要ですが、この副作用の可能性があるからと言って治療を行なわないと言うのはいかがなものでしょう。

 さらに、女の子では小学校5年生から6年生にかけて、男の子では6年生から中学生にかけて年間10cm近く身長がのびる「思春期性の成長のスパート」と言われる時期があります。この時期は上あごよりも下あごばかり大きくなる時期であり、治療を行なわないで放置すると、骨格性の要素がある方はさらに増悪し、歯の要素が強かった方反対咬合の方でも骨格性に移行する時期です。

 つまり、治療の方法に対する小さな異論や副作用の危険性を気にされて、大きな治療のチャンスを逃さないように、しなくてはならないのではないでしょうか?あえて言わせてもらうと、素人の生療法はとても危険です。良かれと思って知人から情報を集め、ネットで情報を集め、複数のドクターに話を聞き、そして、情報の海に溺れてしまって、治療のチャンスを逃している患者さんがあまりにも多い事がとても悔しいです。

 私は矯正治療で困られている患者さんが、なんとか情報に溺れない助けになればと思って、この掲示板を担当させていただいております。
 勿論、患者さんが治療の善し悪しを判断される事はとても大切です。
 しかし、あまりにも担当医の判断を軽視すると、結局、良くない結果になる事が多いように思います。

 まず、気の合う信頼できる担当医をみつける事が、最も重要と思います。
 また、こやまんさんのお子さんは、すでに10歳ですから、なるべく早く精密検査を受けて骨格性の要素がどの程度かを判定された方が良いでしょう。


Re:受け口の治療方法
2008年8月25日(月)02:02:08返信者:こやまん
>はじめまして。息子10歳の歯について相談させていただきます。小さい頃より反対咬合で様子を見ましょということで今にいたります。現在は反対咬合プラス上の歯が一本飛び出てます。二番目の歯が横を向いていて四番目の大人の歯は上から出てこようとしている状態です。
>矯正の先生には、相談に行き一件目は、乳歯の犬歯を抜いて上の歯と下の歯のスペースを作り治療していくということ。将来的には小臼歯を抜く可能性があるかもとのことです。(受け口が骨格的原因ではないとして)
>あまり、犬歯を早く抜くと上あごの成長に影響があると聞いたので躊躇しています。また二件目は、骨格的要素が強い可能性があるため下あごの抑制、ヘッドギア、チンキャップ?でしょうかこれを、つけての治療です。
>チンキャップについては、あごを痛めるということを聞いたので、どうしたものかと悩んでおります。
>どちらも、検査は、していません。初診の相談での話です。アドバイスお願いいたします。

Re:受け口の治療方法
2008年8月25日(月)02:11:26返信者:こやまん
小笠原先生、丁寧なお返事ありがとうございました。凄くよく分かる、お返事と回答で、正直心の中を覗かれた感じでした。早速、子供ともども、信頼できる先生に、検査をしていただくようにしたいと思います。アドバイスありがとうございました。また何か、迷ったときは、ご相談お願いします。ありがとうございました。



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