帰国前の矯正治療 |
2009年4月8日(水)17:48:54相談者:帰国予定 【海外】 女性 35歳 |
現在、海外(ドイツ)で矯正をしています。 夏に帰国が決まり、こちらのプランでは、それまでに矯正装置を外してリテーナーへ移行することになっています。
1.上の前歯2〜3番目に隙間があり、1〜2ヶ月で閉じる予定 2.6月末に、上下左右6の歯にクラウンを入れ、沈んだ歯の高さを合わせる 3.矯正装置を外し、夜のみ装着するリテーナーに
帰国後の保定のことで日本の歯科医に相談したところ、 1.今の状態でリテーナーに移行すると、再び歯の隙間が開いてしまう可能性が高い 2.クラウンはトラブルがあった場合対処が難しいので、日本ですべき 3.出来れば矯正装置は外さず、日本で矯正継続した方がいいのでは(外してしまうと再び費用がかなりかさむため)
隙間を閉じる治療はもとからあった予定通りで、隙間が閉じれば矯正装置は外すというプランでした。 やはり上記のドイツの治療はかなりリスクが高いのでしょうか? 隙間が閉じたあと、1ヶ月は動かさないで置いたとしても、後戻りのリスクは高いでしょうか。 お忙しいところ申し訳ありませんが、ご意見伺えればありがたいです。
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回答
Re:帰国前の矯正治療 |
2009年4月13日(月)18:05:00回答者:小笠原 潤治
(ウイズ矯正歯科) |
帰国予定さん、こんにちは! なかなか、微妙な問題ですね!それぞれの先生の立場から、それぞれのお考えを推測して代弁させていただきます。
ドイツの担当医からは、「せっかくここまで治療して来て効果を挙げている。あと、もう少しで完了なので、最期まで治療を終わらせてから送り出したい。中途半端でおわるのはしのびない!」
受け入れる日本の先生からは、「どのような経過とスピードで治療は行われたのか不明なため、今後の安定性についてはこちらで保証できない。また、もし不安定だった場合には再治療の必要があるが、奥歯の永久的な被せる処置などを行ってしまうと非常にやりずらくなる。また、治療後の安定を見ないで永久的な補綴(冠を被せる)処置は、いかがなものか?」
上記には、かなり私の推測と思いこみが入っているかもしれないので、割り引いてから参考にするようにご注意ください。
ここで、最も重要な事は、今後どの先生のお世話になるかという事でしょう。 一旦帰国しても、今後もドイツの先生のお世話になりたければ、そちらの先生の指示に従う方が良いでしょう。 また、一旦帰国したら、今後の治療は日本の先生にお世話になりたいと言うことであれば、日本の先生の指示に従った方が良いでしょう。 日本の先生のお考えは、私にはとても良く解りますし、様々な場合への対応や最悪の場合の事もお考えのようなので、安心できると思います。
「ドイツの治療はリクスが高い」というよりも、最終的に誰が責任を取るかと言うことだと思います。治療の最終的な判断は勿論患者さんの権利ですが、「郷に入っては郷に従え」とういうことわざもあります。矯正治療後の安定についての予測は、現在の技術では非常に難しいという事も申し添えておきます。 また、解らないことがありましたら、書き込みお待ちしております。
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Re:帰国前の矯正治療 |
2009年4月14日(火)16:43:25返信者:帰国予定
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回答どうもありがとうございます。 他に複数の歯科医にも相談させていただきましたが、中には、満足しているならドイツで終わらせても問題ないとする方もいらっしゃいました。
ですが、ほとんどはやはり日本の歯科医の意見を支持する声が多かったです。 また、今の状態で矯正装置を外すリスクについては、ドイツの医師には特に何も説明されず、利点と費用のみ説明されたので、医師の方に自信があるのだと思っていました。
何も歯に問題がおこならければ、ドイツの治療は安く済むのですが、日本で再び矯正が必要になってしまった場合や、差し歯が何らかの理由で壊れてしまった場合、結局倍の費用がかかるのであれば、日本で治療を行った方が多少負担が増えたとしても、低リスク、低費用、ということになる気がしました。
私の歯は医師が驚くほど動くのが早く、予定よりもかなり早く最終局面に入ってしまったので、矯正装置を外した後は恐らく後戻りその他、非常に歯が不安定で動きやすいのではないかと推測しています。
どうもありがとうございました。
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