矯正と歯根嚢胞 |
2006年5月7日(日)21:24:45相談者:しげ |
矯正を始めて2年ほどになり、いよいよ最終の矯正段階に入ろうかと言うこの時期に、神経も抜いた治療済みの歯がこのGWにズキズキと痛み出しました。以前の診断では、歯根嚢胞とのことですが、鎮痛剤なしでは耐えられる痛みでなくGW中とあって4日間薬局の薬でなんとか耐えつづけております。 矯正装置がついている為、治療も簡単に出来る訳でもないでしょうし、痛みもいつまで続くのか不安でなりません。 こういった場合、どういった手順で治療するのでしょうか?また歯根嚢胞の治療とはどういったものでしょうか? どうぞアドバイスよろしくお願いします。
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Re:矯正と歯根嚢胞 |
2006年5月9日(火)10:50:54回答者:小笠原 潤治
(ウイズ矯正歯科) 編集 |
しげさん、最悪のGWになってしまいましたね! しかし、矯正治療中でも治療は可能です。 歯根嚢胞と書いていますが、歯の根の中心にある神経の入っている管の先端部分に細菌の感染が残って、ある日、炎症が急性化して痛くなる「根尖病巣」という状態ではないでしょうか?この場合は、歯の咬む面(咬合面)から神経の入っていた根管を開放して、根の先端部まで拡大、開放して炎症で生じた浸出液などを抜いてやると痛みは和らいでくるはずです。 これが慢性化して、根の先端にくっついたフウセン状の袋の中に膿みを持ち、周囲の骨を浸食しているものを嚢胞といいます。しげさんがおっしゃっているようにこの「嚢胞」で、これが急性化しているようであれば、最悪の場合「歯根端切除」などの外科的な処置が必要になります。 矯正治療の仕上げを一時停止しなければならないのは残念ですが、歯があっての矯正治療ですから、担当医とよく相談して早く治療を開始した方が良いと思います。
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ありがとうございました |
2006年5月13日(土)19:45:30返信者:しげ
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GWも終わりやっと歯医者に通っています。 矯正の先生が海外研修ということでまだ治療は開始出来ていないのですが、炎症を抑えてなんとか乗り切っております。見た目にも、中身もきれいで健康な歯になれるよう頑張ります!ありがとうございました。
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