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仕上がりに満足できない場合・・
2009年9月29日(火)18:26:00相談者:ゆち 【滋賀県】 女性 27歳
早速なのですが、相談させて下さい!
反対咬合(やや開咬)で八重歯、やや受け口の為、2年前に矯正を始めました。そして1ヶ月前からリテーナーに替わりました。
抜歯は親知らず4本と上下4本の、計8本ですが、上顎がうしろに引っ込み過ぎたような気がします(八重歯がなくなったからこともあるかもしれませんが)。また、下の歯は全体的に無理やり内側に倒して、上の歯とかみ合わせていますが、笑うと下の歯がかなり見えてしまって、気になって上手く笑えません。上の歯は前歯以外はほぼ見えません。内側に倒れている下の歯は奥まで見えるため、受け口が余計に目立つ気がします。
下の歯を内側に倒さず、上の歯の並びをもうすこし広げて、空いた隙間を埋めるために歯に被せ物をする、等、違う方法があったなら、そちらを選びたかったです。
かかりつけの先生に相談したところ、「下の歯が多く見えるのは骨格的な問題だから、治すのは手術しか無理。」と言われました。もともと外科手術の選択肢はなかったのですが、もっと慎重に治療法を決めれば良かったと後悔しています。
何か良い解決法はありませんでしょうか?



Re:仕上がりに満足できない場合・・
2009年10月12日(月)15:43:16回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 ゆちさん、初めまして。ご質問ありがとうございます。
 これは、根本的な診断と治療方針にかかわることですね!どう答えれば良いか、考え込んでしまいました。

 最初から、「もともと外科手術の選択肢はなかった」と言うことは、どういう事でしょうか?担当医から手術の選択肢を提示されなかったという事でしょうか?それとも、ゆちさんが手術はしたくなかったということでしょうか??

書き込みでは、反対咬合で開咬、さらに上の犬歯の八重歯とありますので、上あごが小さく、下あごが大きいことによって、上の犬歯だけが八重歯になている状態であった可能性があります。つまり、反対咬合も咬み合わせが浅かった(開咬)ために、それほど重症には見えなかったかも知れませんが、実際には上下のあごの大きさが、かなりバランスの悪い「骨格性の要素」が強いものであった事が推測されます。

 反対咬合や開咬の原因が骨格自体にあったものを、歯の移動だけで治療した結果、上の前歯は外側へ、下の前歯は内側へ傾斜させて治療せざるお得なくなり、このように咬み合わせを作った結果、現在の状態になったのかも知れませんね。従って、ゆちさんも感じているように、外科手術も選択肢に入れて、治療方法を選択した方が良かったですね。

 担当医の先生がおっしゃっているように、笑う時に下の前歯が見えてしまうのは、骨格性に問題がある反対咬合の患者さんの典型的な症状です。これは、たとえ外科手術を行っても「下の歯が見えすぎ」の症状が残る場合もあります。

 ここからは、私独自の考えであり、一般的ではない事をお断りしておきます。
 この「下の前歯が見えすぎ」に対して、歯やあごの位置をおおむね正常な状態にもどしても治らない事があるということは、その原因が歯やあごばかりではなく、唇や口唇の周囲の筋肉の活動にも関連している可能性があると考えています。

 つまり、唇などの顔の筋肉をトレーニングすれば、改善できるかもしれないということになります。このための方法として、当院では犬童先生のフェイスニングを取り入れています。同じような表情筋トレーニングやスマイルトレーニングが氾濫しておりますが、犬童先生のフェイスニングは解剖学や生理学的な裏付けがしっかりしているのが特徴です。この犬童先生は「ニンテンドーDS」の「顔トレ」というソフトの監修を行っていますので、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
 また、わからないことがあれば、書き込みお待ちしております。




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