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歯列矯正中なのですが
2007年3月26日(月)10:53:36相談者:NM
現在、32歳で1年前から歯列矯正を始めました。上の歯の出っ歯と、下の歯の歯並びの矯正(下前歯がでこぼこだったので)のため、上下各2本ずつの抜歯を行ってワイヤーを装着しました。
開始から丁度1年経ったのですが、最近自分の顔の頬がこけてしまったように感じています。抜歯や成人になってからの矯正治療の影響で輪郭や顔が変わってしまったり、頬がこけてしまうことはありますか?
それから、治療中の歯を見ると、確かに出っ歯と歯並びはこの1年で随分改善されたのですが、歯並びが丸みを持ったU字型ではなく、かなり細いU字型になっていて、特に奥歯が内側に入りすぎているように見えます。これも頬がこけてしまった要因なのでしょうか?通院中の先生によると、上の歯の器具は次回に外してリテイナーにするそうです。もう少し丸みをもったU字型にして頂けるよう頼んだ方がいいでしょうか?また、そういったことは可能ですか?
アドバイスよろしくお願いいたします。

Re:歯列矯正中に頬はこけるのは歯列弓の型による??
2007年4月1日(日)14:06:59回答者:小笠原 潤治 ウイズ矯正歯科
 NMさん、こんにちは。結論から言うと、歯が全て抜けてしまったのであればいざ知らず、「上の歯の出っ歯と、下の歯の歯並びの矯正」程度で、顔の頬などの側方部の輪郭までコケてしまうような事はありません。むしろ、体重の変動などによる変化の方が大きいのではなでしょうか。
 上顎前突の治療を行って、上の前歯を後退した場合には、口唇周囲の突出感の改善が大きな治療効果となりますので、この変化との相対的な関連で頬がこけて見えるのかも知れませんネ。
 頬の周囲の解剖学的な構造は、頬骨弓と言われる頬骨の部分が頬の上の部分で、下部は下あごの下顎骨の側方骨体部が支えています。この中間に上顎の歯槽突起と下顎歯槽部の骨があり、この上に歯が乗っている状態です。この歯槽部を覆うように、咬筋という顔の筋肉としては太くて大きな筋肉が乗っています。このため、歯の内、外側の移動を行なったとしても、頬部の形態にはほとんど影響を及ぼしません。その証拠に、我々は上あごの幅が狭い方に対して、上顎急速側方拡大装置(RME)という装置を使用して、6mm前後の横幅の拡大を行ないますが、この影響で頬部がふっくらするというような事はありません。
 頬がこけてしまったことと、「歯並びが丸みを持ったU字型ではなく、かなり細いU字型」との間には関連性はありませんが、これとは別の問題として、細長いU字型と感じられる歯列弓の形態が気になるようであれば、担当医に一度相談してみてはいかがでしょうか?




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