たけさん、こんにちは!歯の隙間と書いていらっしゃいますが、歯と歯はしっかり接触しているが、ハグキ側に隣の歯と三角形の隙間が生じているという事だと思います。 これは、歯の形態が咬む側が歯冠の幅があるにもかかわらず、根に近い側に向かうに従って、だんだん細くなるためです。この隙間は歯の傾斜や咬み合わせとは無関係です。 普通はこの三角形の隙間にハグキが入り込んで隙間がなくなっています。 従って、このハグキの形が三角形でなく、真っ直ぐになっているのが、この隙間の原因です。 歯周病(歯槽のうろうと呼ばれる)の治療では、ハグキの腫れや炎症が治まりしっかり締まってくると、この空隙が出現してきます。しかし、歯周病の先生方はこの隙間はほとんど気にしませんし「清掃の適した形態」としてむしろ歓迎します。 また、インプラントなどを専門にされている先生方はインプラントを植立した後のハグキの形態をとても大切にされます。たけさんがもし「根元に穴が開いたように見える空隙」がとても気になるようでしたら、ハグキの小さい手術をして形態を整えることもできると思います。 この空隙自体と前歯の突き上げはあまり関係ありませんが、もし咬み合わせが強く当たっているようでしたら、担当の矯正医に早めにご相談下さい。
また、少し話しは脱線しますが、この掲示板に私が書いているものは「セコンドオピニオン」ではありません。私自身は患者さんを拝見している訳でも、検査した訳でもありませんので、きちんとした医学的根拠に基づいた意見とは考えないで下さい。 むしろ、どうして良いは解らないで困っている患者さんに、アテンド(付き添い)して、問題の解決の糸口を一緒に考える、通訳けん相談相手というスタンツが最も正しいと思います。私がここで書いているような事は、担当の先生にお聞きになれば5分で済むことですよ!(笑)
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