紅茶さんのように、矯正医を選択する場合に大変悩まれるのはお察しします。私自信も内科医を選択する際には本当に不安です(笑)。 診療時間や所在地、料金や設備などで比較はできても、そのドクターの臨床技術に関してのインフォメーションはほとんど皆無に近いですから!どんなにすばらしい設備も診断能力がなければ、ネコに小判ってヤツですからネ!笑(?.?) 我々矯正医の間での臨床能力の評価は暗黙のうちに、どれだけ人に見せられる症例を持っているかという事です。診断や治療に対してものを言う時、必ず「症例をだせ!」と言われるのが普通ですし、私自信、そのドクターの臨床技術に関しては、学会や研究会での症例報告から推し測るしかありません。この時にはやはり、自分と似た価値観をもって診療にあたっているドクターの評価が高くなってしまいます。
ヒントは 1.治療の目標をはっきり述べるドクターは信頼できます。目立たない装置や抜かない治療、楽な治療は私に言わせると単に方法論です。患者さんの中には治療目標が方法論と混同されている方が多く、気持ちはわかりますが。。。。。
2.相談に行かれた時に、あなたと同じような治療例をプレゼンテーションできるかどうかは、そのドクターがどの程度症例をお持ちかを推測できます。
3.歯やあごの形態ばかりでなく、機能や筋肉、どうして現在の症状が起こっているかという原因論をきちんと展開できること。原因が除去できれば、その治療は成功します。
4.リスクをうやむやにせずに、きちんと説明できるドクターは自信がある証拠です。
5.感じの良いスタッフかどうか?診療室はドクター独りでは成り立ちません。うちのような!?、優秀なスタッフがいるかどうか(笑)。スタッフもドクターと同じような治療に対する評価ができているかどうか? さらに、そこのスタッフがその診療室で治療を受けていれば、かなり信用して良いのでは?? ただし、相性というのもありますので、そのドクターと信頼関係が築けるかどうかが、一番大切な事です。信頼関係がないと、どんなに正しい治療も怪しい治療になってしまいます。あと、疑うときりがありませんよ!!少しは参考になったでしょうか?
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